なぜ?美容師が貧乏と言われてしまう3つの理由

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美容師という仕事は特にアシスタント時代には貧乏な生活をするとイメージしておきましょう。そして、その期間を乗り越えることで初めてスタイリストとしてのやりがいを感じることができます。今回は美容師が貧乏な理由を紹介し、その実態を紹介していきます。アシスタントの期間の大切さを意識することで、美容師という仕事がより魅力的になるはずです。

美容師が貧乏な3つの理由

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美容師という仕事を始めたばかりの段階での生活はとても豊かとは言えません。そして、どんなサロンに勤めたとしてもすべての美容師が経験しなければならない困難でもあります。まずは、美容師が貧乏な理由として、給料、必要経費、労働環境の3つを解説します。イメージしているよりも美容師という職業は過酷な仕事です。

アシスタント時代は12万〜15万円の給料

エリアにもよりますが、東京の真ん中にあるサロンでもアシスタントの給料は15万円程度です。一人暮らしをしていれば、この給料の中から家賃や食費、光熱費などの生活費を支払っていかなければなりません。一般的な企業に勤めている会社員と比較すると、年収にして100万円以上の差が生じることになります。

衣装代と講習代は美容師ならではの必要経費

アシスタントの給料を知った上で、必要経費についても把握しておきましょう。美容師が貧乏な生活を強いられる理由は、衣装代と講習費という美容師ならではの経費にもあります。もちろん工夫次第で節約することも可能ですが、基本的にはおしゃれと感じてもらえる身だしなみをする必要があります。また、技術力においても成長しなければならないアシスタントの段階では、講習を受けにいく機会も自分で設けなければなりません。

過酷な労働環境

正しいお金の使い方は衝動に負けないことが重要ですが、1日12時間以上をサロンで過ごす美容師にとってはそのコントロールも容易ではありません。先輩に対する気遣いやなかなかうまくいかない現実からついついストレスを溜め込んでしまいがちです。自分の好きなことにお金を使ってしまうとさらに苦しい生活を送らなければならない悪循環に入り込んでいきます。

 

貧乏な美容師から一人前になる

アシスタントからスタイリスト、さらにトップスタイリストとステップアップしていくことで、生活の豊かさも比例するように大きくなります。そして、下積み時代には将来に自分がどのようなスタイリストになっていくかというイメージがとても大切です。過酷な時期を経たからこそ、大きなやりがいを感じることができるはずです。

まとめ

美容師の生活の実態をご理解いただけたでしょうか。特にスタイリストとして勤め始めた段階では、好きなことにお金を使う余裕もないほど貧乏な生活を送ります。ただし、自分でお金をコントロールし、かけるべきところにお金を使うという生活を送ることのメリットもたくさんあります。その糧があってはじめて美容師という仕事の本当の魅力を感じられるとイメージしましょう。