美容師が妊娠したら仕事はできる?初期はどうすればいい?

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女性が子供を産むことは、人生の大仕事です。ですが、なるべくなら美容師の仕事を続けて、出産も万全な態勢で望みたいものです。妊娠初期など、対応方法をご紹介致します。

美容師さんが妊娠して初期に気を付けること

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美容師さんの仕事は立ち仕事なので、事務などの座り仕事と比べますと、きついことは確かです。妊娠していればさらに、重労働に感じてしまいます。妊娠初期に、気を付けなければいけないことは、ハードな仕事内容による流産です。立ち仕事が原因で、流産することはありませんが、妊娠したことで身体が変化していますので、ストレスを感じたり気持ち悪くなったりして、そのことが原因で流産する可能性があります。なので、妊娠しましたら、まずは無理をして仕事をしないようにして下さい。普段に比べ働く時間を短くするなどして、負担がかからない働き方をしましょう。妊娠しても今までと変わらず、気分も悪くならない美容師さんであれば、今までと同じ感じで働いて大丈夫です。

美容師さんが妊娠したら身体を冷やさないようにする

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ほぼ同じ場所に立って働く仕事ですと、特に下半身への負担が大きく、血液循環が悪くなり、脚がむくんできてしまいます。1日中同じ姿勢でいるため、ふくらはぎの部分の筋肉が、全くに近いほど動いていないからです。どうしても下半身に血液が溜まりやすく、上へと押し上げることができません。血液の循環が悪いと、身体全体が冷えてきてしまいます。妊娠した状態での立ち仕事は、体の冷えがさらに酷くなったり、つわりに悩まされる原因にもなります。又、血液は胎盤へ栄養を運ぶ、重要な役目をしているため、赤ちゃんへ栄養を届けにくくします。美容師さんの中には、冷え性では無い人もいますので、全員に当てはまるわけではありませんが、冷え性な人の場合は、働く時間を短くするなどして、調整する方がいいかもしれません。

美容師さんが妊娠したら、立ち時間を見直す

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立ち仕事の時間が長い人は、赤ちゃんへの負担が大きいと、アメリカの研究で報告されています。時間の目安としては、週約25時間以上です。お母さんである美容師さんは、大人ですし立ち仕事に慣れているので、いつもどおりに仕事を続けても大丈夫かもしれません。ですが、まだ生まれていない胎児にとっては、負担になってくるのです。例えば赤ちゃんの頭が、小さくなったまま生まれてきたり、逆子になったり、未熟児の状態で生まれてきたりする、可能性が高くなってしまいます。その他、発育に影響を与えたり、流産か早産のリスクも出てきます。良い状態で出産するためにも、働く時間は今までと同じでいいのか、見直すといいでしょう。

美容師さんが妊娠したら血行不良を無くす工夫をしてみる

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何と言っても大敵なのは、立ち仕事で下半身が冷えることです。血液循環が悪いことで、お腹の中の赤ちゃんに、悪影響を与えてしまいます。そこで、とにかく徹底的に下半身を温めて、血行不良を無くす工夫をしてみましょう。冷えないように気をつければ、働く時間を、少し減らすだけで済むかもしれません。例えば、むくみを取るのに最適な、着圧ソックスやストッキングを履いてみたり、屈伸運動などして脚を動かす、下半身を冷やさないズボンなどを履く、などして、血液が身体全体に巡るようにして下さい。下半身を温めることが、お腹の中の赤ちゃんも温めることになります。

美容師さんの妊娠中は自宅でも身体を温めて

仕事の最中は温める工夫をしても、立ち仕事のため充分に温めるのは、場合により難しい人もいるかもしれません。冷え性の人は、温めてもなかなか温まらない人もいます。冷え性の悩みがある美容師さんは、自宅で温める努力をしましょう。家で充分温めておけば、仕事中の冷えも気にならなくなるでしょう。身体を温める飲み物、料理を食べる。お風呂に入り、冷えている部分をメインに、マッサージをして血液循環を良くする。アロマバスなどで、リラックスして、仕事の疲れを溜めないようにするなど、身体を温めて仕事中に冷えてきたりしないようにしましょう。特に下半身は冷やさないように、充分温めておきます。

美容師さんなど働いている人の通院休暇・出産休暇は保証されている

仕事をしていても妊娠していたら、お医者さんに診てもらわなければいけません。通院のために仕事を休んだり、仕事の軽減ができる権利があり、妊婦さんは保障されているので安心です。出産日が近ずいてきますと、仕事を休まなければいけませんが、男女雇用機会均等法や、労働基準法で出産休暇が保証されているため、悩むことなく休むことができます。出産予定日の6週前になりますと、産休を取得することが可能です。多胎妊娠の人は、14週前より産休して大丈夫です。又、赤ちゃんを出産して8週間は、仕事を休むことが義務になっていますので、必ず産休を取るようにしましょう。

まとめ

妊娠した後身体を冷えないように、工夫次第でなんとか乗り越えることができるでしょう。通院休暇や出産休暇も、取得権利が保障されているので、安心して出産できます。