美容師の月収を徹底比較!アシスタントからスタイリスト・30代独立美容師まで

[記事内外にPRを含みます]

こんにちは、カミーユ編集部です!!
美容師に限らずなんですが、お給料の話って何かとグレーな感じがしますよね。
けど、グレーであればあるほど気になるのが本音でもあります。
月収というのはその月の労働に対する対価であり、本来であれば堂々と話題に上がって堂々と話せるべきなのですが、特に美容師の間では割とタブーになりがちです。

理由は様々でしょうが、歩合制というシステムで月ごとにひらきがある場合が多いのと、なかなか上がらないとどこかで思ってしまってる人が多いのも大きな理由かと思われます。
確かに、世間的に美容師という仕事はそんなに稼げる仕事ではないという感じに見られてるかもしれません。
お給料をたくさんもらえる仕事というのはそれだけ職業的魅力が高いというのも事実です。
では、本当のところ美容師の月収は世間と比べてどうなのか?というのを調査していきたいと思います。
※月収とは年収(基本給以外のボーナスなども含めた金額)を12分割したもので、実際の手取りはそこから社会保険料を差し引いた額です。

美容師の平均月収はどれくらいなのか?

美容師という仕事は技術職で、一般的にはどれだけお客さんから支持されてるか=指名売上、その数字が月収に大きく影響を与えます。
また、見習い期間であるアシスタント時代はお客様から指名をいただくことができないので、ある程度決まった基本給であるところが多いようですが、中には店販売上やシャンプーやカラーリングの指名をいただくと、それを月収に反映させてるサロンもあるようです。

アシスタント

地域にもよりますが、平均して13~17万円前後のサロンが多いようです。
基本的にはお客様を呼ぶことができないので、そこまで月ごとの違いがあるわけではないようです。

スタイリスト

アシスタントよりも基本給が増し、スタイリストデビューの段階で平均18~20万円+売上に対する歩合といった感じになります。歩合はサロンによっての差が大きく、売上が多くなれば多くなるほど良くなる傾向にあります。
(筆者が以前勤めていたサロンは売上100万以上から、100万を超した額に対して18%、例えば売上101万なら1万円×18%=1800円が歩合として付加されてました、ちなみに150万以上で19%、200万以上で20%、、、売上100万の壁が高い現代でこれはどうなのか??)
基本給をなくし完全歩合になるところもあるようで、売上があればこちらの方が良さそうですね。

店長〜ディレクタークラス

上記のスタイリストのお給料に役職手当などが入った額になりますが、金額はサロンによってまちまちのようです。
役職がつく段階で売上もあるはずなので、店長になったから月収がとても上がるというわけでもなさそうです。
サロンによってのひらきが大きく、25~35万円あたりが平均ではありますが、売上が月200万を超すような売れっ子スタイリストになれれば月収40万円を余裕で超えるぐらいになっていきます。
中には月収100万を超すような人もいますので、成功できればかなりの高所得者になることも可能です。

独立美容師

雇用ではなくなるので完全に売上次第です。
保障がない代わりに歩合がとても高くフリーランスでは50~70%。
アシスタントを使わず個人の売上は客単価にもよりますが100万~150万あたりが限界だと言われてるので、月収で50万円~105万円ぐらいだと言えます。
自分で店舗を構えスタッフを雇い、多店舗にわたって経営を展開できるまでになれば年収2000~3000万円になる人も、それ以上の人もいます。

世間の平均月収はどれくらいなのか?

平成26年調査の20代前半の平均年収は約248万円で、20代後半では約344万円だそうです。
更に30代前半は384万円、30代後半は425万円でした。
年収にはボーナスなども含まれていますので単純に12で割ると月収に換算でき、20代前半の月収は約20万6千円、20代後半の月収は約28万7千円。
30代前半の月収は約32万円で、30代後半の月収は35万4千円でした。

比べてみると

美容師の場合は一概には言えませんが20代前半をアシスタント期間だとすると、世の中の平均よりは下回っていることが多そうです。
しかし技術職である以上は下積み時代はどうしても必要です。
この時期からスタイリストデビューした後にどうお客様を増やすかに向き合って備えておけば、デビュー後に一気に取り返すことも可能です。

20代後半をスタイリストから店長やディレクター期間だとすると、売上が少ない場合は平均よりやや低めですが、売上が上がってくると平均を越していき、順調にいけば同世代の中でもかなり高めの月収になってきます。

30代以降の独立後は雇用のような保障はなくなりますが、更に売上が月収に直結しますので、雇用の頃よりも更に月収が上がりやすくなります。

まとめ

以上をまとめてみると、下積みであるアシスタント時代はやや少ないものの、スタイリストデビュー後に売上を上げていければ世の中の平均月収より高くなっていき、結果によってはかなりの高所得も可能ということです。


もちろん売上が上がらないといつまでも月収も変わらないという厳しい一面もありますが、頑張った先にあるのはまさに美容師ドリーム。
全国の美容師さん、明日からも頑張っていきましょう!

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