【保存版】美容室の業務用パーマ液とメーカーおすすめ3選


昨今のパーマ客減少の話は、美容業界に身を置く人で知らない人はいないのではないでしょうか?
昔は美容室に行くと言えばパーマをかけるというイメージですが、時代の流れと共に現在ではカットやカラーが中心になっています。

そのため、パーマ液を製造販売するメーカーではパーマ客を増やそうと、様々な商品を開発して発売しています。
狭い業界ですがその商品数は数えきれない位。
一体どのパーマ液を使ったらいいのか美容師の皆様も悩むと思います。
今回はそんな悩みに応えるべく、美容室の業務用パーマ液とメーカーおすすめ3選をご紹介していきます。

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昨今のパーマ液事情

以前はパーマ液といえば「チオ系」「シス系」といった“医薬部外品”のパーマ液が主流でしたが、最近では“化粧品”のパーマ液が主流になっています。
化粧品のパーマ液のメリットはダメージを抑えられ、感触も柔らかく仕上がるものが多いですが、比較的臭いが気になるものが多いのが欠点となっています。
しかし、商品によってはしっかりかかり、かなりダメージも出てしまったなんていうこともありますので、髪質やダメージレベルなど総合的に見て医薬部外品と使い分けることが大切です。

パーマ液の主成分の特徴

パーマ液はその主成分(還元剤)によってかかりや感触が大きく変わってきます。
ダメージ度合は「使用アルカリ剤」「アルカリ度」「pH」などでも変わります。

ここで、主なパーマ液の主成分の特徴を解説していきます。

チオグリコール酸

代表的なパーマ液の主成分で、通称「チオ系」。
主成分の濃度やpHの変化により弱いものから強いものと幅広く強さが選べます。
そのためチオを主成分とした数多くの商品が市場に存在します。

感触は硬く仕上がりますが、しっかりかかります
どちらかと言うとダメージ毛よりもバージン毛など健康毛向きです。
また、pHが高い方が活発に働くので、アルカリ度が高いものが多く比較的ダメージが出やすいです。

システイン

こちらも代表的なパーマ液の主成分で通称「シス系」。
システインを酸化させると「シスチン」が生成されます。
このシスチンは毛髪構造の成分の一つとされ、パーマ施術中に毛髪に取り込まれ、毛髪の主成分アミノ酸の一部を補修する効果があると言われています。

シス系はウェーブの仕上がりが自然で感触が良いのと、チオ系のものよりも臭いが少ないです。
しかし、原料が高価で製品の安定性やウェーブ力が弱いなど欠点もあります。

システアミン

化粧品登録パーマ液の主流になっている主成分です。
分子量が小さく髪に浸透しやすいため、低pHや少量でも効果が高いのでダメージが少なく済むことが特徴です。
また、仕上がりも柔らかく指通りもなめらかに仕上がるものが多いです。

しかし、最近では高pHでかかりがチオ系と同等のものが多く、傷んでしまう商品も出てきています。
そして一番の特徴は焦げた臭いが1カ月近くも続く残臭で、湿気の日や髪が濡れた時にはっきりわかるという欠点があります。

かけられた方は不快ですが、美容師としては施術中の臭いが少なくしっかりかかることから、最近主流のパーマ液になっています。

ブチロラクトンチオール

化粧品登録パーマ液で配合可能な主成分です。
酸性域でかかりも良く、ダメージをほとんど感じさせず、感触もこれまでに紹介したものよりも格段に良いことが特徴です。
酸性域でかけるためキューティクルを開かず毛髪の栄養分を流失させないので、カラーの褪色が少なく、何度かけても比較的ダメージを感じません

しかし、1液が二つに分かれていて使用直前に混ぜる「用事調整タイプ」のものがほとんどなため使用方法が複雑なことと、施術中の臭いが硫黄の様な臭いがするため敬遠する美容師が多いです。
施術中の臭いが消えれば残臭はほとんど残りませんので、完璧なパーマ液になる可能性を秘めています。

サルファイト

昔からパーマ液の主成分として使われていて、化粧品パーマの元祖ともいえる存在です。
施術中の臭い、残臭が少なく、アルカリ性のものがほとんどですが作用が穏やかなため毛髪の損傷が比較的少ないのが特徴です。
しかし、パワーが弱くウェーブ効率も悪いため細いロッドを使用する必要があるので少々面倒くさいです。

パーマ液以外にもワインや目薬の酸化防止剤に使われているので皮膚に対しての刺激は少ないと言えます。

おすすめパーマ液とメーカー3選

ではここでおすすめパーマ液とメーカー3選をご紹介していきます。

アリミノ【コスメカール】




(出典: http://www.arimino.co.jp/products/cosmecurl/lineup/

システアミンのパーマ液と言えばアリミノのコスメカールと言われるくらい有名なシリーズで、「しっかりかかるのにダメージレス」ということを売りにしています。
1液はM、H、EX、Vと4タイプから選べて、それぞれダメージレベルに応じて選択します。
還元剤濃度やアルカリ度が違いますので、かかりが違います。

システアミン独特の残臭を減らすために、持続性の高いフレグランス成分が気になる臭いをコーティングします。

使いやすさや残臭、感触など総合的に見て高いスペックですので、初めてシステアミンのパーマ液を使用する際にはおすすめです!
商品ホームページ

ナプラ【エコルテ カーリングローション】


(出典: http://www.napla.co.jp/spec/ecorte-straight-cosme-cream-curling-lotion/

こちらもシステアミンを配合したパーマ液ではありますが、他にもチオとシスを配合した「トリプル処方」のコスメシリーズです。
トリプル処方のおかげでしっかりかかるけど感触は柔らかく仕上がります
1液はNとHの2種類で、Hは健康毛にもかかるハードタイプでしっかりとしたやわらかカールを実現できます。
Nはダメージ毛でもうるおいをキープしながら弾力のある仕上がりになります。

6種類のオーガニックハーブエキス・10種類の植物油など天然由来成分を配合し、気になる匂いはデオドラント処方でおさえています。

ちなみに同じシリーズで、クリームタイプと医薬部外品のチオ系パーマ液もあります。
商品ホームページ

ムツナミ【ニュープロアージュ】


(出典: http://www.mutunami.co.jp/goods_detail.php?eid=00088&genre=g1

国内のブチロラクトンチオール市場を5割以上も占めるパーマ液です。
ブチロラクトンチオールは昭和電工の商標登録名称で“スピエラ”とも呼ばれます。

用事調整タイプのパーマ液で、1液が2つに分かれており使用直前で混合して使用します
わずらわしいと感じますが、かかり具合は混合比率で自由に調整できるので使いこなせれば問題ないレベルです。

酸性域でもしっかりかかりますが、バージン毛の場合は時間がかかりロッドも細くしなければいけませんので、どちらかというとダメージ毛向きといえます。

施術中の臭いはオリジナル処方により、他メーカーと比べてかなり抑えられており、感触は柔らかくなめらかに仕上がります
商品ホームページ

メーカー3社比較表

商品名 コスメカール エコルテ カーリングローション ニュープロアージュ
メーカー名 アリミノ ナプラ ムツナミ
価格 【1液】

●400mL(M、H、EX)

1,000円
●320mL(V)

1,200円

【2液】

●400mL

800円

【1液】

●500mL(N、H)

1,200円

【2液】

●500mL(2)

1,000円

【1液】

●80mL(1αプレミアム)

4,900円

●1,000mL(1βプレミアム)

1400円

【2液】

●1,000mL(2nd)

1,400円

配合還元剤 システアミン システアミン、チオ、シス ブチロラクトンチオール
質感 パサつきが少なく柔らかい仕上がり 柔らかい仕上がりだけどしっかりカール とにかく柔らかくなめらかな指通り

パーマ液3種 対象毛

健康毛 ローダメージ ミドルダメージ ハイダメージ
コスメカール ×
エコルテ カーリングローション ×
ニュープロアージュ

日々進化するパーマ液

今回は業務用パーマ液についておすすめパーマ液を3つ紹介してきました。

各メーカーはサロンのパーマ客を増やすために、試行錯誤しながらパーマ液の開発に取り組んでいます。
日々技術は進化していますので、慣れたパーマ液を使い続けるのも悪いことではありませんが、新しい処方で髪により良いものをお客様に提供しましょう。

また、パーマ液は還元剤によって質感やかかり、ダメージ度合いが大きく変わります。
今回紹介した以外にパーマ液を選ぶ際はスペックをしっかり把握しておきましょう。


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