業務委託美容室で美容師をするメリット・デメリット。契約書や確定申告など5つのポイント

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最近の美容師求人サイトを見ていると、どこもかしこも業務委託美容室が並んでいますね。
業務委託美容室とは

  • 個人事業主として業務委託で美容室と契約を行う
  • そのため社会保険や税金などは個人管理となる
  • ある意味で独立をするようなポジションとなる

ことを言います。現在は最低保証付きの業務委託の美容師求人も増えてきており、正社員より待遇が良い業務委託も存在しています。

経営者は美容室の箱の運営と集客を行い、業務委託の美容師はそこにきたお客さんの施術を担うという契約ですね。
では、そんな業務委託美容室ですが、どんなデメリットがあるのでしょうか?
普通の雇用とは全く別の働き方になるので、知らずに業務委託で美容師というのは大変危険です。

是非注意事項やデメリットを認識した上で業務委託美容師として働いて頂ければと思います。

そもそも業務委託美容師とは?どんな働き方?

そもそも業務委託として美容師をするのはどのような事なのでしょうか。
図解化してみました。
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美容室の経営面でお話をすると、
今までのサロンは「人件費」という固定費が発生していました。
業務委託美容室は「人件費」が変動費になるのが特徴です。

どういうことかというと、集客に成功しなかった場合の赤字リスクを最小限に留められるんですね。
画期的な経営システムだと言えます。

逆に美容師側のメリットは何かといいますと、
固定費が発生していない分、業務委託美容室は還元率・歩合率が高いです。
やればやるほど手取りに反映される
ここの額が、いままでの美容室よりも圧倒的に高いのが業務委託美容室の特徴です。

美容師が業務委託系美容室に転職するメリット

美容師さんが業務委託となるメリットをご紹介させて頂きます。
実はかなりメリットも多く、そのため転職が相次いで起こっています。
(都内では有名店から業務委託美容室への転職も目立って起きています。)

業務委託美容師は給与が圧倒的に上がる可能性が高い

これはどういうことかというと、業務委託系の美容室は圧倒的に手取りが高い傾向にあります。
美容室の売上構成は「客数×客単価」ですが、業務委託系の美容室はHot Pepper Beautyなどの集客媒体を駆使して集客しており、
圧倒的な集客力を誇っている美容室が多いのです。

売上の40~50%が手取りとなるため、100万売上れば40万円は自分の手取りとなります。
いかがでしょうか?また、集客がどんどんくるため、美容師としてのスキルを磨くことも可能です。

業務委託契約になるため、時間の融通がつけやすくなる事が多い

圧倒的な違いとして、正社員ですと時間がかなり縛られていますが、業務委託となると、時間の拘束を企業側で出来にくい状況となります。
そのため、多くが「自由出勤」「歩合制」という形態をとっています。

「働けば働くほど稼げるし、休めば休むほどお金がもらえない」という働き方なんですね。
業務委託は自由に働きたい方は向いているのではないでしょうか。

類似の業務委託美容室を独立させるための勉強になる

業務委託美容室の業界は、同じ業界からの出身経営者が多いのが特徴です。
例えば業界大手となったアーサスヘアーなども元々はLABOという業務委託美容室出身と噂があります。

現在はAUBEやアーサスヘアーなど出身の方がバンバン業務委託美容室をオープンさせています。
LITTLEを展開するanemoneさんなども業務委託出身とのことで、比較的真似しやすいビジネスモデルなのが特徴です。

逆に業務委託サロン最大手となりつつあるLOINESSさんなどはaguを展開しており、多くのフランチャイズ経営者を排出しています。
このようにフランチャイズ社長としての道もあるのが業務委託の良いところですね。

業務委託美容師として働くデメリットとは。

では通常の美容室で正社員で働いてた美容室が業務委託サロンで働くデメリットはあるのでしょうか。
考えられるデメリットとしては下記のようなデメリットが存在しています。

  • 完全歩合になる場合、お店の集客がうまくいっていないと手取りが貰えない
  • 体を壊したときの保証がなくなる
  • 個人事業主になるため、税金・保険などの手配を自身でやる必要がある

不安になってきますよね。ただ、最近は最低保証ありの業務委託美容室も増えてきてるのが事実です。
また、サロンによっては独立支援制度として退職金を設けているサロンがあったりします。
下記が募集要項の例。。

★NEWOPEN店舗多数
★最大歩合60%
★1日1万5千円保証(日払い可)
★月給23保障/社員制度あり
★自由出勤制
★土日休み・週休2日も可 業務委託契約
★入社祝金あり
★退職金制度あり(社内規定あり)
★海外研修
★フランチャイズ制度
※FCで30店舗以上を展開するオーナーもいます。

引用:agu RequesQJ

凄いですよね。今までの美容業界では考えられなかった・・・。
業務委託系美容室を選ばれる際のチェックポイントを下記でご紹介します。

条件の厳しい業務委託サロンもあると聴いていますので、是非チェックポイントを気にしながらサロン選定してもらえると幸いです。

美容師が業務委託として働く前の5つのチェックポイント

美容師が業務委託として働く際に、どのような点に気をつけたほうがいいのかまとめさせて頂きました。

1.最低保証給はあるかどうか。どのような条件で支給されるか。

最近は最低保障があるサロンも増えています。
ですが、最低条件をクリアしないと付与しないという業務委託サロンも事実あります。
どのような最低条件があるのか、必ず事前に確認しましょう。

2.転勤や罰則・罰金などあるかどうか

業務委託美容室は撤退も行ったりします。転勤となりますので、転勤があるか聴いておきましょう。
また、サロンによっては「低評価口コミ」がついたら罰金などのサロンもあるとのことです。
必ずそのような業務委託サロンの特殊なルールがないか確認しておいてください。

3.集客の状況はどうか。フリーの客が指名になった場合の還元率は

こちらは死活問題です。業務委託サロンは収入の多くを顧客からの売上で構成しないといけません。
売上=集客なのです。どのような方法で集客しているのか、月の集客数はどのくらいか必ず聴きましょう。

またスタイリスト数も多すぎるとお客さんの取り合いになりますので、スタイリスト数に比例した集客数か気をつけてください。
また、フリーのお客さんが指名になった場合の還元率はサロンによって様々なので、必ず事前に聴いておいてください。

4.同時に何人のお客さまを見ることがあるかどうか

業務委託の美容室で人気のあるところはスタイリスト2名で1日30人来店することもあるそうです。
そのようなサロンは同時に3名を掛け持ってみるという話も聴きます。
そういった掛け持ちのような働き方をされたくない美容師さんは事前にヒアリングしておきましょう。

5.確定申告・税金や保険などのサポートはあるかどうか

これはおまけみたいなものなのですが、業務委託系美容室によっては税金・確定申告をサポートしてくれるサロンが存在しています。
どうせはいるなら税金や確定申告、保険までサポートしてくれるところが良いと思うので是非チェックしてください。

フリーランス美容師・業務委託で何かあったときのために

フリーランス美容師や業務委託美容師は体が一番の資本です。
体を壊してしまうと、いっきに収入が0になりますよね。
そんなときのために労災保険に入ることをオススメします。

KAMIUではAirLIFEを展開しています。
業務委託美容師さんたちで税金・社会保険・保険など全くわからない!という方はぜひご相談くださいませ。
脱税していると痛い目にあいますのでお早めに、、、

良いお給料にはリスクも伴いますので、自己責任という世界に飛び込む前に、必ずどういう条件なのかチェックをしましょう。
以上、業務委託美容室で働くデメリットとチェックポイントに関してでした。